オブジェクトを拡大・縮小するとトランスフォームのスケールの数値が変わってしまうので、オブジェクトを拡大・縮小後、スケールを1にする方法を紹介します。
トランスフォームのスケールについて
オブジェクトを追加し、トランスフォームのスケールを確認するとスケールのXYZは全て1になっています。
![スケールが全て1になっている](https://little-movie.com/wp-content/uploads/2022/12/bsk1.jpg)
オブジェクトモードでオブジェクトを拡大・縮小してしまうとスケールが1ではなくXYZにそれぞれ大きさに合わせて数値が追加されてしまいます。
![スケールが3.243になっている](https://little-movie.com/wp-content/uploads/2022/12/bsk2.jpg)
この状態だと、スケールを使ったアニメーションを作成したい時、数値の管理が難しくなってしまうので、スケールを共通の1に設定しておいた方がアニメーションを作成しやすくなります。
スケールを1にする方法
オブジェクトを拡大・縮小させるとトランスフォームのスケールの数値が変わります。
![トランスフォームのスケールの数値が変わる](https://little-movie.com/wp-content/uploads/2022/12/bsk3.jpg)
オブジェクトの初期となる大きさを設定したら、オブジェクトを選択した状態でctrl+Aを押します。
![適用の画面が出てくる](https://little-movie.com/wp-content/uploads/2022/12/bsk4.jpg)
ctrl+Aを押すと適用の画面が出てきます。
この画面は、オブジェクトから適用を選ぶことで表示することも出来ます。
![オブジェクトから適用を選ぶことで表示](https://little-movie.com/wp-content/uploads/2022/12/bsk5.jpg)
適用の画面が表示されたら「スケール」を選択してください。
![スケールを選択](https://little-movie.com/wp-content/uploads/2022/12/bsk6.jpg)
スケールを選択するとトランスフォームのスケールの数値が1になります。
![スケールが1になる](https://little-movie.com/wp-content/uploads/2022/12/bsk7.jpg)
適用からトランスフォームの数値を初期化出来るので、必要に応じて位置や回転なども初期のパラメータに変えることが出来ます。