【Blender】プロペラの羽部分の作り方

【Blender】プロペラの羽部分の作り方

プロペラの作り方はいろいろありますが羽の部分を簡単に作成する方法を紹介します。

平面を1つ作成しモディファイアーを追加していくだけで作成可能です!

プロペラの羽の作り方

平面を作成したら下記画像のように横に伸ばし長方形を作成します。

長方形を作成

長方形を作成したらモディファイアーを追加からサブディビジョンサーフェスを追加しビューポートのレベル数を4、レンダーを2に設定します。

サブディビジョンサーフェスを追加

サブディビジョンサーフェスを追加し設定が完了すると先ほど作成した平面は下記画像のようになります。

平面が丸くなる

この平面をプロペラの羽のような形に変えていきます。

頂点選択モードを使い下記画像のようにしていきます。

プロペラの羽の形を作成

次にモディファイアーを追加からソリッド化を追加し平面を立体にします。
幅はお好みで今回は、0.3mにしました。

ソリッド化を追加

次にモディファイアーを追加からベベルを追加し量は0.1、セグメントを2にし設定します。

ベベルを追加

ソリッド化とベベルを追加出来たら、オブジェクトを選択した状態で右クリックを押しスムーズシェードを選択します。

立体的な羽が出来上がる

先ほど作成した平面が立体的になったと思います。
この状態で更にモディファイアーを追加からシンプル変形を追加します。

シンプル変形ではツイストを選択し角度を65°に設定します。
座標軸は、平面を作成したときの軸によって変わるのでX・Y・Zの中からプロペラの羽のようになるものを選んでください。

シンプル変形を追加

シンプル変形を追加することでプロペラの羽部分が曲がります。

羽が曲がる

羽部分が完成したらモディファイアーを全て適用させ、オブジェクトモードで作成した羽を選択しCtrl+Aを押してスケール選択します。
スケールを選択することでスケールが1になります。

スケールを1にする

この状態でプロペラの軸となる部分を作成しプロペラを移動させます。
この時プロペラの羽の原点は、軸となる部分の中心に設定しておいてください。

プロペラの羽を移動

この状態まで出来たら、羽部分にモディファイアーを追加から配列を追加し、数を3にし、オフセット(倍率)のチェックを外しオフセット(OBJ)にチェックをし軸となる部分のオブジェクトを選んでください。

配列を追加

配列を追加出来たら、羽部分を選択しRキーを押し羽を回転させます。
今回は羽が3つなので角度を120°に設定しました。

回転させる

回転させることで配列で設定していた数の羽が出てくるので下記画像のようにプロペラが完成します。

プロペラが完成

もし回転が上手く行かない場合は、いくつか設定が間違っている場合があります。

  • 原点が軸の中心にない
  • 軸・羽部分のスケールが1になってない

このような設定のミスがある可能性があります。

再確認し、Rキーで回転を行ってください。

まとめ

平面とモディファイアーを活用することで簡単にプロペラの羽を作成することが出来ます。

乗り物や人工物を作成する場合に使えるテクニックなので覚えとくと良いかと思います!!

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ボス
ユウキ
HAL東京を卒業後、ベンチャー企業に就職。現在は、フリーランスで活動中。 Little Movieでは、「全ての人が楽しい体験を出来る」ように、自分がインプットしたものをアウトプットするために運営を開始しました。