ChatGPTを使うことで、画像を加工したり、生成したりすることが可能なのでそのやり方やメッセージチャットのコツなどを紹介したいと思います。
ChatGPTで画像を生成するには、有料アカウントを使用する必要があります。
また、ChatGPTについては、下記記事でまとめていますのでそちらもご覧ください。
メッセージチャットのコツ
ChatGPTは、人工知能を活用した会話型のモデルです。
ユーザーが、的確なメッセージを送信することで自然な会話を行うことが出来ます。
例えば、画像の解像度を変更してほしいメッセージチャットを送信する場合、「横幅が○○px縦幅が○○pxに解像度を変更してください」や「横幅が○○pxになるように解像度を変更してください」などのメッセージを入力します。
ChatGPTを使い解像度を変更する方法
実際にChatGPTを使い解像度を変更してみたいと思います。
使用する画像は、横幅4500px,縦幅3002pxの画像を使用します。
そしてGPT-4を使いテキストボックスにある画像アップロードするボタンを選択し画像をアップロードします。
画像をアップロードしたら、メッセージを入力します。
今回は、横幅1920pxになるように画像の解像度変更するメッセージを送信します。
メッセージを送信すると、画像を分析し、分析が完了するとリサイズされた画像をダウンロードすることが可能になります。
リサイズされたChatGPTの画像を選択することでリサイズされた画像をダウンロードできます。
画像を確認すると解像度が変更されました!
Pythonコード
指定した画像とメッセージを送信し、分析したのち、リサイズされた画像をダウンロードという流れでしたが、実際にはPythonを使い画像がリサイズされています。
リサイズされたChatGPTの画像の横にある「分析を見る」を選択するとPythonのコードが出てきます。
# Load the uploaded image
img = Image.open("アップロードした画像")
# Calculate the new height to maintain aspect ratio
aspect_ratio = img.height / img.width
new_width = 1920
new_height = int(new_width * aspect_ratio)
# Resize the image to the new dimensions
img_resized = img.resize((new_width, new_height), Image.ANTIALIAS)
# Save the resized image
resized_image_path = "生成された画像"
img_resized.save(resized_image_path)
resized_image_path
このPythonコードは、Pillowという画像処理ライブラリを使って、アップロードされた画像の解像度を変更しているプログラムです。
このように、画像のリサイズにはPythonが使われ自動でプログラムを作成し生成された画像だけをダウンロード出来るようになっています。
こういったことがChatGPTでは可能なので、AIの発達でプログラマーの仕事が減るとも言われています。
画像を生成するメッセージを送信しよう!
GPT-4では、画像を生成することが可能です。
メッセージの最後に「画像を生成」してと伝えることで画像を生成することが可能です。
「青空の空にある入道雲の画像を生成して」とメッセージを送信します。
先ほどは、分析中でしたが今回は「イメージの作成」と表示されます。
少し経つと画像が生成されます。
このように、生成したい画像をメッセージで入力するだけで自動で画像を生成してくれます。
他の人が同じ画像を生成する可能性について
ここで疑問に思うのが、同じ内容のメッセージを他のユーザーが送信した場合同じ画像が生成されてしまうのか?という疑問を持つと思います。
このことについてChatGPTに質問した結果…
他のアカウントのユーザーが同じメッセージを送信しても、それぞれの生成には異なるシード値が使用されるため、同じ画像が生成されることはありません。それぞれのリクエストに対してユニークな画像が生成されるようになっています。これにより、画像生成プロセスは多様で予測不可能な結果を生むことができます。
ChatGPT
画像加工や画像生成がメッセージだけで出来る時代
画像を加工するのに、画像加工用のソフトウェアを使用したり、画像を生成するためにイラストレーターやカメラマンを準備したりする時代から、メッセージを入力するだけで思い描いていたことを自動で行ってくれる時代が来ました。
「AIが仕事を奪う」という言葉を1度は聞いたことがあると思いますが、本当に仕事を奪われる日も来るかもしれません!
ですが、私のようにクリエイティブなことを考えたりプログラミングもそうですがイメージしたものを自分の力で作成出来ない場合、AIを使うことで想像したものを形にしてくれるのは、とても嬉しいです!